おだしレシピ 2019.01.19 厚削り出汁の濃厚鍋焼きうどん (更新日: 2022/9/30) 冬のあったか定番メニューのひとつ、鍋焼きうどん。アツアツの土鍋で煮込まれるうどんには、通常の煮込みうどんとはまた違った趣があります。材料さえ揃えておけばササッと調理できますし、野菜もたっぷり摂取できますので、便利な一品です。このレシピでは一般的な鍋焼きうどんを紹介していますが、味付けに豆乳を加えてまろやかにしたり、カレー粉を加えたり、キムチを加えてピリ辛にしたりと、お好みでバリエーションを増やせます。一緒に煮込む野菜などの具材もお好みで選べますので、ご家族の好みで一鍋ごとに味付けを変えるのも楽しいですね。 このレシピでは混合中厚削り(カツオと宗田かつお)を使っていますが、薄削り(かつお、さば、いわしなど)でも美味しい鍋焼きうどんが出来上がりますので、お好みのおだしをご使用ください。 おすすめの出汁 かつお・宗田鰹混合中厚削り 厚さ2mmに削ったかつお中厚削りと宗田かつお中厚削りを1:1の割合でブレンドしています。鰹の香りと宗田かつおのコクが合わさり、色・風味ともにとても濃厚なおだしが取れます。 ※ 出汁の取り方はこちらをご参照ください。 材料(4人分) 出汁800cc 濃口醤油大さじ1 薄口醤油大さじ1/2 (薄口醤油がない場合は、濃口醤油を大さじ2にしてください) みりん大さじ1 砂糖ひとつまみ(3本指でつまむ量) 好みの具長ネギ・ほうれん草・椎茸(しめじ)・なると(かまぼこ)・天ぷらなど たまご2個 作り方 1. 麺つゆを作ります。鍋に、出汁・濃口醤油・薄口醤油・みりん・砂糖を入れ、中火に掛けま砂糖が溶け、湯気が上がってきたら火を止めます。※お好みで調味料を加減してください。 2. 長ネギは幅7~8mmの斜め切り、ほうれん草は茹でて3~4cm長さに切っておきます。椎茸は石づきを取り、細切りにします。シメジは根元を落とし、小房に分けます。なるとやかまぼこは食べやすい厚さに切ります。 3. 土鍋にうどんを入れ、上に野菜・天ぷらをお好み量並べます。 4. 麺つゆを注ぎ入れ、中火に掛けます。 5. 蓋をすると、煮上がってきたときに具に均等に火が入ります。 6. たまごを入れます。丸ごと落としたり、溶き卵を回し入れたり、お好みで入れて下さい。 7. たまごがお好みの硬さになったら、出来上がりです。 ワンポイントアドバイス ☑ 天ぷらがない場合や油分を控えたい場合には、鶏肉や豚肉を使っても美味しく作れます。あらかじめ一口大に切った肉を、麺つゆで煮ておくと、味がしみてさらに美味しく仕上がります。 ☑ ほうれん草を茹でて5cmほどの長さに切り、小分けして冷凍庫で保存しておくと、サッと使えて便利です。食感は少し落ちてしまいますが、緑の野菜が入ることで彩りも栄養もバランスが良くなります。 ☑ 土鍋に材料を入れ、麺つゆを注ぐだけの状態にして冷蔵庫で保存しておくと、忙しいときにサッと火に掛けて作ることができますよ。 おすすめ記事 かつお節の種類と選び方 投稿: 2018年6月8日 かつお節にはその削り方によって、薄削り・厚削り・血合い抜き削りなどの種類があります。どれも同じ「かつお節」ですが、削り方によって取れる出汁が異なりますので、適した料理も異なってきます。それぞれの削り節を用途ごとにご説明しますので、料理に合わせて適切な削り節を選べるようになりましょう コメントなし 鰹・宗田鰹の混合削りの出汁の取り方 投稿: 2019年1月22日 この記事では、鰹と宗田鰹の混合削りの出汁の取り方を紹介します。出汁は濃い色ですが、濁りが少なく澄んでいて、風味もコクも深く、濃い味付けの料理や麺つゆなどに最適です。料理に合わせて煮出し方も変えましょう。コトコト煮出した出汁は煮物・豚汁などに、一気に煮出した出汁はより濃厚ですので麺つゆにオススメです。 コメントなし おだしレシピ削り節, 宗田中厚削り・厚削り, 本枯節中厚削り・厚削り