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棹前昆布(さおまえこぶ)の食べ方

この記事では、棹前昆布(さおまえこぶ)の食べ方を紹介します。昆布には出汁用の羅臼昆布や飲用のガゴメ昆布など様々な種類がありますが、その中でも昆布巻きや結び昆布などの食用に適した昆布が棹前昆布です。なぜ棹前昆布が食用に適しているのかと言うと、(1)煮上がりが早い、(2)煮ても煮崩れしにくい、などの特徴が挙げられます。このような特徴があるのは、棹前昆布が若い昆布で、繊維質が少ないためです。北海道では本格的な昆布漁を「棹入れ」と言い、長い竹棹を海中に入れて、昆布をすくい上げて収穫します。その本格的な昆布漁は7~9月に最盛期を迎えますが、「棹入れ」前の6月に、間引く目的で採取された昆布を「棹前昆布」と呼びます。とても希少な昆布で、北海道では「新昆布」や「青昆布」などとも呼ばれています。棹前昆布は、1分ほど水に浸すだけで柔らかくなりますので、カンタンに昆布巻きや結び昆布を作ることができます。また、お好みの大きさに切って野菜や肉類の煮物などにもご利用いただけます。

棹前昆布の食べ方

昆布巻き
棹前昆布を1分ほど水に浸すと柔らかくなりますので、お好みの具材を巻いて干瓢(かんぴょう)で結びます。昆布巻きの具といえばニシンが有名ですが、マグロ・アジ・サバなどを巻いたり、鶏肉・豚肉、ゴボウ・にんじんなどの野菜を巻いたりしても美味しくできます。

結び昆布
棹前昆布を1分ほど水に浸すと柔らかくなりますので、昆布を結んで、お好みの長さに切ります。おでんなどの鍋料理に煮込むと、昆布の旨味が味を引き立てます。

煮物
棹前昆布をサッと水洗いしてから、好みの長さに切り、そのまま他の具材と一緒に煮込みます。鶏肉や野菜と一緒に煮物にすると、手軽に昆布が食べられます。

五目煮
棹前昆布をサッと水洗いしたら、お好みの大きさの四角に切ります。大豆や野菜と一緒に煮込むと、常備菜として重宝です。

昆布には、ミネラル・ビタミン・食物繊維が豊富です。手軽に丸ごと食べられる棹前昆布には出汁昆布にない魅力がありますね。

最後に

棹前昆布はすぐに柔らかくなりますので、結んだり巻いたり切ったりして、カンタンに料理に使うことができます。繊維質が少ないため出汁としての効果はあまり期待できませんが、食べて美味しい昆布です。ぜひ日常的に召し上がってください。

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