おだしの取り方 2019.03.02 オイカワ焼干しの出汁の取り方 (更新日: 2021/10/15) この記事では、オイカワの焼干しの出汁の取り方を紹介します。オイカワは、西日本の川や湖に棲むコイ目コイ科の淡水魚です。川で追い上げて捕るところから、漢字では「追川・追河」などと表記されます。クセがなく骨も柔らかいので、甘露煮・唐揚げ・天ぷら・塩焼きなどで食べられることの多い魚です。また、滋賀県ではちんま寿司(なれ寿司の一種)に利用されています。クセのないオイカワの出汁は、淡い色合いで上品な風味です。出汁を取った後、身ごと召し上がっていただけますので、炊き込みご飯・お雑炊・味噌鍋などにご利用ください。 材料 オイカワの焼干し30g 水1000cc おすすめのオイカワの焼干し 商品:オイカワの焼干し 岐阜県産のオイカワの焼干しです。淡い色の上品な出汁が取れます。 オイカワは低脂質高タンパクでビタミン類の栄養も豊富です。出汁を取り終わったあとは身ごと召し上がっていただけます。 出汁の取り方 鍋にオイカワ30gと水1000ccを入れます 1~2時間浸け置きます 時間のある時には半日ほど浸け置くと、出汁が抽出されやすくなります。 中火に掛けます 沸騰したら弱火にし、10分ほど煮出します 煮出し時間を短くすると、よりさっぱりとした出汁が取れます ザルでこします オイカワはつかみやすいので、ヒレなどの欠片が気にならないのであれば、菜箸で取り出しても大丈夫です。 オイカワ出汁の出来上がりです オイカワの焼干しの出汁の保存方法 オイカワの出汁は使い切れる分量だけを取ることをオススメします。残った場合には冷凍庫で2週間ほど保存できますが、できるだけ早めにご利用なさってください。 オイカワの焼干しの出し殻(だしがら)の利用方法 オイカワの出し殻(だしがら)は柔らかく、丸ごと召し上がっていただけます。甘露煮・唐揚げ・天ぷらなどに調理すると美味しいですよ。 オイカワにはビタミンDが豊富に含まれていますので、カルシウムを効率よく摂取できます。 最後に オイカワの焼干しは、同じ川魚の鮎やアマゴの焼干しと比べると、小ぶりで骨も柔らかく出し殻を活用しやすいです。おだしを取ったついでに一品を作ることができますので、ぜひお試しください。 おすすめ記事 オイカワ焼干しの出し殻のサクッと唐揚げ 投稿: 2019年3月7日 この記事では、オイカワの焼干しの出し殻(ダシガラ)の唐揚げレシピを紹介します。オイカワ(追川・追河)は、クセがなく骨も柔らかいので丸ごと食べやすい魚です。ダシガラでも栄養や旨味が残っていますので、唐揚げにして頭から丸ごと召し上がってください。甘露煮や天ぷらにしても美味しく食べられます。 コメントなし 煮干し出汁の取り方 投稿: 2018年6月9日 煮干しの出汁は料理の種類を問わず、幅広く使っていただけます。出汁のとり方もあっさりした味わいになる水出し方法としっかりした味わいになる煮出し方法があります。一般的なイワシの煮干し(カタクチイワシ、平子いわし、うるめいわし)の出汁の取り方と、煮干しごとの出汁の特徴と合う料理についてご紹介します。 コメントなし 鮎の焼干しの出し殻レシピ 投稿: 2019年2月12日 この記事では鮎の焼干しの出し殻(だしがら)レシピを紹介します。たとえば、出し殻に塩をふってフライパンで焼いていただければ『鮎の塩焼き』をカンタンに作ることができます。しかし、あくまで出し殻ですので、本来の塩焼きと比べると旨味が劣ってしまいます。そこで、醤油や味噌などで旨味を補うことをオススメします。 コメントなし おだしの取り方オイカワ焼干し, 川魚, 焼干し, 煮出し法