おだしレシピ 2019.01.12 宗田がつお節厚削りの出汁で作る濃厚おでん (更新日: 2024/11/15) はじめに 冬と言えば、おでんの季節ですね。おでんの味付けは日本全国さまざまですが、この記事では東京風の醤油ベースのおでんの作り方をご紹介します。醤油は主張の強い調味料ですので、宗田鰹のコクのある出汁を合わせ、濃厚な味付けに仕上げています。味がしみるほど美味しさが増しますよ! おすすめの出汁 宗田がつお節厚削り 血合い部分の多い宗田鰹の厚削りを使用します。煮出し時間が20分ほど掛かりますが、醤油の存在感に負けない濃厚なおだしが取れます。 棹前昆布 出汁用ではなく、おでんの結び昆布として利用します。若い昆布ですので、煮上がりが早いうえに煮崩れしにくいです。 材料(4人分) 宗田がつお節厚削り出汁2,000cc 棹前昆布50cm位の長さのもの2~3本 お好みの練り物ちくわ・はんぺん・など 大根中1本 こんにゃく1枚 ゆでたまご4個 日本酒大さじ3 薄口醤油大さじ2 ※ お好みで濃口醤油を使ってくださっても構いません 塩小さじ1 ※ その他、茹でたまご・巾着もち・じゃがいもなど、お好みの具材を入れて下さい。 作り方 1. 大根は3cmくらいの輪切りにしてから、面取り(角を切り丸みを出す)し、たっぷりの米のとぎ汁で下ゆでします。竹串で刺してスッと通るくらい柔らかくなったら火を止め、流水できれいに洗います。 2. 棹前昆布は1分ほど水に浸け柔らかくします。お好みの長さに切り、結びます。 3. 油で揚げた練り物は、サッと熱湯を通して油切します。こんにゃくはお好みの大きさに切ります。 4. 鍋に、宗田がつお節厚削りの出汁2,000cc、日本酒大さじ3、薄口醤油大さじ2、塩小さじ1を入れ、軽く混ぜます。大根・昆布を入れ、中火に掛けます。 5. 昆布のアクが出ますので、すくいながら弱火~中火で30分ほど煮込みます。 6. こんにゃくとゆでたまごを加えます。 7. 他の具材(練り物など)を加えます。 8. 20分ほど煮込んでください。煮込んでいくうちに練り物などからの旨味も加わり味にコクが出てきます。物足りないようでしたら、塩小さじ1を加えてください。 9. 鍋の火を止めて、そのまま置きます。冷めながら味がなじんでいき、おでんつゆにもコクが出てきます。召し上がる時に温めなおしてください。 ワンポイントアドバイス おでんは、煮込むほどに味がしみ込み、旨味が増していきます。夜食べるのでしたら、朝のうちに煮込んでおくと、より美味しく召し上がれます。 おすすめ記事 宗田中厚削り・厚削りの出汁の取り方 投稿: 2018年10月27日 この記事では、宗田鰹中厚削り・厚削りの出汁の取り方を紹介します。ここで紹介する中厚削りは、厚さ0.5mm前後に、厚削りは1mm前後に削ったものです。薄削りに比べ煮出し時間が長くなりますが、より濃厚な旨味の出汁が取れます。麺つゆ・おでん・キムチ鍋・味噌ラーメンスープ・赤だしなど、こっくりと仕上げたい料理にご利用ください。 コメントなし 棹前昆布(さおまえこぶ)の食べ方 投稿: 2018年12月1日 この記事では、棹前昆布(さおまえこぶ)の食べ方を紹介します。昆布巻きや結び昆布などの食用に適した昆布が棹前昆布です。1分ほど水に浸すだけで柔らかくなりますので、カンタンに昆布巻きや結び昆布を作ることができます。また、お好みの大きさに切って野菜や肉類の煮物などにもご利用いただけます。 コメントなし おだしレシピ削り節, 宗田中厚削り・厚削り, 昆布, 棹前昆布