いわし削りの出汁で作るピリ辛豚丼

このレシピでは、いわし削り出汁で作る豚丼のレシピを紹介します。

イワシと聞くと魚臭いイメージがあるかもしれませんが、いわし削りは焙乾（燻製して乾かすこと）したイワシを削っていますので、魚臭が少なくコクのある出汁が取れます。
風味もしっかりとしている出汁ですので、醤油や豆板醤の風味に負けず、出汁の効いた豚丼に仕上がります。

また、このレシピでは豚肉の臭みを取るために、日本酒の代わりに紹興酒を使っています。
紹興酒の独特な香りが苦手な方がいらっしゃるかもしれませんが、火を入れるとほとんど気にならなくなります。もちろん、日本酒を使っていただいても大丈夫です。

冷凍庫で2週間ほど保存できますので、小分けで保存しておくと重宝する一品です。

このレシピで使っているおだし

商品: いわし削り

いわし削り
甘みとコクがあるしっかりとした風味の出汁が取れますので、濃い味付けの料理に向いています。おひたしや卵がけご飯に掛けたりして、そのまま食べるのも人気の削り節です。

材料（4人分）

作り方

1. いわし削りの出汁100ccを用意します。出汁の取り方はこちらをご覧ください。

2. 豚バラ肉400ｇを一口大に切ります。

3. 玉ねぎ中3個を5mm厚さほどの半月切りにします。

4. 鍋に油大さじ1を入れ熱したら、中弱火で玉ねぎが透き通ってくるまで炒めます。

5. 一口大に切った豚バラ肉を加えて塩・コショウを振り、炒めます。

6. 豚バラ肉に火が通ってきたら、紹興酒大さじ4を入れて、1分ほど炒めます。

7.  砂糖大さじ2を全体にからめたら、醤油大さじ4・豆板醤大さじ1を入れて、2分ほど炒めます。

8. いわし削りの出汁100cc注いでざっくりと混ぜ合わせます。時々箸を入れながら10分ほど煮込みます。

9. 仕上げに、本みりん大さじ1を加えて、ひと煮立ちさせたら出来上がりです。

ワンポイントアドバイス

✓手順3: 玉ねぎが多いように感じますが、煮込んでいるうちに豚肉とのバランスが良くなります。
✓手順6: この段階では豚肉にしっかり火が通っていなくても大丈夫です。
✓手順9: 作り立てよりも、冷まし置いたものを温め直したほうがより味が馴染みます。