おだしの取り方 2019.11.11 きびなご煮干しの出汁の取り方 (更新日: 2021/10/29) この記事では、キビナゴ煮干しの出汁の取り方を紹介します。 キビナゴはニシン目ニシン科の小魚で、身体に銀色と青色の美しい帯(おび)が通っています。 鹿児島県では、この「帯」のことを「きび」と呼ぶことから「きびなご」と名付けられたと言われています。 ナッツ類などと一緒におつまみで召し上がったことのある方が多いのではないでしょうか。 キビナゴの煮干しは苦味も少なく、小さなお子様にも食べやすいです。 DHAやEPAなどの不飽和脂肪酸を多く含んでいるので、健康食品としても注目されています。 キビナゴ煮干しの出汁は淡い色合いでクセがなく甘みの強い味わいをしています。 その甘味を活かして、味噌汁・お吸い物・だし巻き卵・茶碗蒸しなどにご使用ください。 材料 キビナゴ煮干し30g 水1リットル おすすめのきびなごの煮干し 商品: きびなご煮干し 静岡県沼津産のきびなごの煮干しです。 小ぶりなので、苦味やクセがありません。一口サイズですのでおつまみとしてそのまま召し上がっていただけます。 きびなご煮干から取れる出汁は、淡い色合いで甘みがあります。お味噌汁やお吸い物などにご利用いただけます。 出汁の取り方 鍋に水1リットルとキビナゴ煮干し30gを入れます そのまま1時間ほど浸け置きます 時間のある時には半日ほど浸け置くと、より出汁が抽出されやすくなります。 鍋を中火に掛けます 沸騰したら弱火にし、10分ほど煮出します アクが出ますので、取り除くとすっきりした味わいになります。 静かにザルでこします 煮干しの細かな粉が気になるようでしたら、キッチンペーパーを敷いてこしてください。 キビナゴ煮干しの出汁の完成です 澄んだ淡い色合いの出汁です。 キビナゴ煮干しの出汁の保存方法 キビナゴ煮干しの出汁は冷蔵庫で3日ほど、冷凍庫で2週間ほど保存できます。普段から出汁を取る時間のない方は、多めに出汁を取って保存しておくと便利です。 キビナゴ煮干しの出し殻(だしがら)の利用方法 出汁を取ったあとに残る出し殻(だしがら)は、素揚げにしたり酢の物にしたりして召し上がれます。 また、出し殻は身が柔らかいので天ぷらの具やお好み焼きの具にしていただいても美味しいです。 最後に ナッツ類などと一緒におつまみにされることが多いキビナゴですが、優しい甘みのある味わいの出汁を取ることができます。食べるキビナゴとは異なる風味を楽しめますので、ぜひ出汁を取ってみてください。 おすすめ記事 だしがらを利用してもう一品を作る方法!(にぼし編) 投稿: 2018年7月26日 煮干しのだしがら(出し殻)をどうされていますか?カルシウムなどの栄養が豊富なにぼしを捨ててしまうのはもったいないです。ここでは、ご飯のすすむ甘辛煮の作り方をご紹介します。おだしを取ったついでに夕食のおかずがもう一品増えたら嬉しいですよね。 コメントなし ひいらぎの煮干しのダシガラのサクサク揚げ(カレー味) 投稿: 2019年9月30日 この記事では、ヒイラギ煮干しのダシガラのサクサク揚げ(カレー味)のレシピをご紹介します。ヒイラギ煮干しのダシガラは小さく、DHA、EPA、カルシウムが豊富に含まれています。軽く油で揚げるだけでおやつや酒の肴に生まれ変わります。「カレー味」以外にも、「のり塩味」や「ゆず胡椒味」など、お好みでアレンジしてみてください。 コメントなし おだしの取り方きびなご, 煮出し法, 煮干し