おだしレシピ 2019.05.21 日高昆布で作るクーブイリチー (更新日: 2023/3/11) このレシピでは日高昆布を使うクーブイリチーの作り方を紹介します。 クーブイリチーは沖縄県の琉球料理(郷土料理)で、昆布と豚肉の炒め煮を指します。 ※ クーブは昆布、イリチーは炒め煮を意味します。 中国の食文化の影響を受けた琉球料理は「豚に始まり豚に終わる」と言われるほど豚肉を使います。 昆布は豚との栄養バランス・うま味の相性の良さから、古くから理想的な組み合わせとして食されてきました。 昆布と豚肉の炊き込みご飯「クーブジューシー」もその一つです。 昆布は長寿県「沖縄」の健康維持を支える食材のひとつと言われています。 琉球料理には昆布を使った料理が多いですので、ぜひいろいろなレシピを試してみてください。 おすすめの出汁 日高昆布 出汁用/食用としても使える便利な昆布です。このレシピでは日高昆布で出汁を取り、そのまま炒め煮の具材として使っています。 材料 日高昆布40g 水500cc 豚バラ肉100g ニンジン300g (約中2本) 油揚げ2枚 ごま油小さじ2 かつお粉末小さじ1 日本酒大さじ2/3 みりん大さじ1 醤油大さじ1 作り方 1. 日高昆布40gを500ccの水に漬けて10分ほど置いてから細切りにして、さらに水に20分ほど漬け置きます。 2. 豚バラ肉を1cm幅ほどに切ります。 3. ニンジンを5mm幅、5cm長さほどの千切りにします。 4. 油揚げをサッと湯通しして、5mmの短冊切りにします。 5. 鍋を中火で熱し、ゴマ油を入れ、豚バラ肉・ニンジン・油揚げを1分ほど炒めます。 6. 細切りにした日高昆布を加え、全体が混ぜ合わさるようにサッと炒めます。 7. 昆布の戻し汁250cc・かつお粉小さじ1を加えます。 8. 煮立ったら中弱火にして、日本酒・醤油・みりんを加えます。 9. 時々、菜箸で混ぜ合わせながら、煮汁がなくなるまで12分ほど煮ます。 10. 鍋底に煮汁がなくなったら火を止めて、出来上がりです。 ワンポイントアドバイス ✓ このレシピでは日高昆布を使いましたが、食用に用いられる棹前昆布でも同じように美味しく作れます。 ✓ 煮物は冷めながら味が染み込んでいきますので、作りたてよりも冷まし置いて温め直したものの方が美味しいです。 おすすめ記事 昆布の種類と選び方 投稿: 2022年7月8日 昆布の見た目はどれも同じですが、出汁用・食用・飲用など用途が異なっています。この記事では、昆布の種類を用途ごとにご紹介し、さらに昆布の良し悪しを見分けるコツをお伝えします。 真昆布で作るクーブジューシー(昆布の炊き込みご飯) 投稿: 2019年5月13日 このレシピでは、真昆布を使った「クーブジューシー」の作り方を紹介します。クーブジューシーは沖縄の郷土料理で、「昆布の炊き込みご飯」を意味しています。昆布は海の野菜と言われるほど、ビタミンやミネラルが豊富です。また、昆布のうま味成分はグルタミン酸であり、沖縄の豚肉料理(うま味:イノシン酸)と相性がとても良いのです。 コメントなし おだしレシピ日高昆布, 昆布