おだしレシピ 2018.08.10 かつお出汁で作るポテトコロッケ (更新日: 2024/03/08) コロッケといえば、ゆでたじゃがいもに炒めたひき肉と玉ねぎを混ぜて作るポテトコロッケが定番です。定番といっても、じゃがいもの品種にこだわったり、手作りの生パン粉を使ったり、揚げ油を厳選したりと、それぞれに個性のあるポテトコロッケ作りをしている方も多いのではないでしょうか。ここでは、かつお出汁とかつお粉末を使ったポテトコロッケのレシピを紹介します。じゃがいものグルタミン酸とかつおのイノシン酸で、旨味たっぷりのコロッケですので、ソースを掛けずにそのままおいしく召し上がれます。 材料(コロッケ12個分) じゃがいも中5~6個 ひき肉100g(豚肉でも合いびき肉でも) 玉ねぎ小さめ 1個 油小さじ1 小麦粉適量 たまご1個 牛乳牛乳 パン粉適量 揚げ油適量 かつお出汁500cc (かつお節薄削りの単体出汁) かつお粉末大さじ1/2 作り方 じゃがいもは皮をむきます。 コロッケに適したホクホクとした食感の男爵いもを使います。 じゃがいもは洗って皮をむき、3~4cm角くらいの大きさに切ったら、サッと水で洗い流します。 すぐに茹で始めない時には、変色をふせぐため水にさらしておいてください。 鍋にじゃがいもを入れ、浸るくらいのかつお出汁450ccを注ぎ、中火に掛けます。かつお出汁は、じゃがいもの量によって加減してください。火が通る前に汁気がなくなるようでしたら足してください。茹で汁は煮切らせるので、多めに入れる必要はありません。 玉ねぎはみじん切りにします。 鍋に油を入れ、玉ねぎを炒めます。 玉ねぎが透き通ってきたら、ひき肉を入れます。 塩ひとつまみ、コショウ少々を振ったら、かつお粉末大さじ1/2くらいを入れます。 塩・コショウ・かつお粉末が混ざるように炒め、ひき肉に火が通ったら火を止めます。 じゃがいもに竹串を刺して、スッと通ったら、火を強めます。 かつお出汁を煮切らせてしまうので、強火で沸騰させます。 ゆで汁が多いとじゃがいもがべたついてしまうので、汁気を飛ばします。 汁気がなくなったら鍋を振り、粉ふき芋のようにします。 熱いうちにつぶします。 多少つぶつぶが残っていても大丈夫です。 じゃがいもに、ひき肉と玉ねぎを炒めたものを加えます。 混ぜ合わせます。 ここで、お好みで少量のバターや生クリームを加えるとコクが出ます。 粗熱が取れたら、丸めていきます。 柔らかいようでしたら、30分ほど冷蔵庫に入れると、具材が締まって丸めやすくなります。小判型、俵型、丸める形や大きさはお好みで作って下さい。 これくらいの大きさが12個できました。 衣がつくので、出来上がりはもう少し大きくなります。 小麦粉をまぶします。 たまご1個、牛乳20ccくらいを溶きます。 牛乳の代わりに生クリームを使うと、衣の風味が増します。 溶いたたまごにくぐらせます。 パン粉で包みます。 パン粉をつけたら、軽く握ると形が整います。 中火で揚げます。 大きさや形にもよりますが、片面1分ほど揚げます。具には火が通っているので、パン粉がこんがり色づけば取り出します。 今回はじゃがいものコロッケを紹介しましたが、さつまいもやかぼちゃ、里芋を使ってもおいしくできます。水の代わりに出汁を使うことで旨味が加わり、余分な調味料がなくても食べられるので、素材の持つおいしさを感じられます。出汁を昆布や合わせだしに代えると風味が変わりますし、具材をサケやツナ缶詰にアレンジするのも楽しいです。また、里芋にいわしの粉末を混ぜ合わせて作ると、コクのあるねっとりと食べ応えのあるコロッケになりますよ。いろいろお試しくださいね。 関連記事 かつお出汁の取り方 投稿: 2018年6月8日 かつお削りには薄削り・厚削り・ダシパックなどの種類があり、それぞれに適した出汁の取り方があります。煮て取る煮出し法や水に浸けて出汁を取る水出し法などもありますので、ここでは種類ごとにおすすめの出汁の取り方をご紹介します。 おだしレシピうま味の相乗効果, かつお節, かつお粉, かつお薄削り, 減塩料理