おだしレシピ 2019.11.04 えその煮干しで作る茶碗蒸し (更新日: 2024/12/6) 「茶碗蒸し」といえば、カツオの出汁で作ることが一般的ですが、今回はえその煮干しを使って、コクと甘味を重視した茶碗蒸しのレシピをご紹介します。 「えそ」という名前は聞き慣れない方もいらっしゃるかもしれませんが、高級かまぼこの原材料にも用いられる白身魚です。 えその煮干しからはうま味が豊富で、コクと甘味のある出汁が取れます。 出汁の風味がしっかりしていますので、味付けは塩と醤油を軽く加えていただくだけで十分です。 えその煮干しのうま味で塩分量を抑えられますので、お子さまや塩分を気にされている方にもオススメの一品です。 おすすめの出汁 えその煮干し うま味が豊富で甘くコクのある出汁が取れます。えそのうま味成分のイノシン酸は卵のグルタミン酸と相性が良いです。また、えその甘味も卵の風味を引き立ててくれます。 材料(約4人分) えその煮干し出汁300cc たまご大2個(溶いて約100cc) 塩小さじ1/4 薄口しょうゆ小さじ1/4 むき海老16尾 枝豆20粒 作り方 1. えその煮干し出汁300ccを用意します。出汁の取り方は こちらを参考にしてください。 2. たまご2個をボウルに入れ、泡立てないように気をつけながら溶きます。 3. むき海老と枝豆を用意します。 4. 溶いたたまごに、えそ煮干し出汁300ccを加え、静かに混ぜ合わせます。 5. 塩小さじ1/4、薄口しょうゆ1/4を入れ、混ぜ合わせます。 6. 手順5で作った原液を細かな網などで静かにこします。 7. それぞれの器にむき海老4尾、枝豆5粒を入れ、茶碗蒸し液を静かに注ぎます。 器の7~8分目くらいを目安に注いでください。 8. 電子レンジのトレイの中央に器を並べます。 9. 器全体にふわっとラップを掛けます。(湯気が逃げるように隙間を作ります。) 10. 電子レンジの調理時間に従って加熱してください。加熱ムラがでる場合がありますので、途中で一度器の位置を変えると良いです。 11. 取り出したら、出来上がりです。 ワンポイントアドバイス ✓手順2: 菜箸をボウルの底につけ左右に動かすようにして溶くと、泡立ちません。 ✓手順3: 具材は季節の食材など、お好みのものを入れてください。えそ煮干しの出し殻を入れていただいても美味しいです。 オススメ記事 えそ煮干しの出汁の取り方 投稿: 2018年11月23日 この記事では、えそ煮干しの出汁の取り方(煮出し法・水出し法)を説明します。煮出し法で取った出汁は、濃厚な甘みのある風味ですので、味噌汁・うどん麺つゆ・雑煮などの料理にご利用ください。水出し法で取った出汁は、煮出しに比べるとややあっさりしていますので、お吸い物やお雑煮、椀物などに向いています。 コメントなし えその煮干しで作るかぼちゃ粥 投稿: 2019年10月15日 この記事では、えそ煮干しの出汁で作るかぼちゃ粥のレシピを紹介します。えそ煮干しの出汁は濃厚で甘味があり、魚臭が少なくクセもありません。カボチャの甘味とも相性が良く、ひとつまみの塩で味付けるだけで、甘味の豊かな深い味わいのお粥に仕上がります。 コメントなし おだしレシピえそ, えそ煮干し, 煮干し