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だしパックの出汁の取り方(選び方・使い方)

(更新日: 2019/2/8)

手軽に本格的な出汁を取れるのが「出汁パック」です。こす手間がありませんので、日々の料理に活用されている方も多いのではないでしょうか?

出汁パックは様々なメーカーが作っていて、原材料(出汁素材やうま味調味料の有無など)の配合はさまざまです。そのため、出汁パックごとに使い方・煮出し時間などが異なります。

この記事ではたくさんある出汁パックを3種類に分類して、選び方・出汁の取り方・使い方をご紹介します。ぜひ、ご自身の料理スタイルに合わせた出汁パックを選べるようになってください。
※ もしも出汁パックがお手元にあるのでしたら、商品に記載されている原材料表示を確認されてから、お読みいただければと思います。

だしパックの種類

出汁パックは原材料によって特徴が大きく異なります。たとえば、煮出し時間を例に取ると、主成分がうま味調味料のだしパックであれば1分程度の煮出し時間で済みますが、主成分が出汁素材のだしパックでは7~8分掛かってしまうものもあります。

① うま味調味料タイプうま味調味料が主成分です。3種類の中で、もっとも煮出し時間が短く、1分程度でおだしを取ることができます。塩や醤油などが含まれている製品がほとんどですので、調味料を入れなくても味が決まります。3種類の中で最も低価格ですので、価格とスピードを求める方に向いています。
② うま味調味料と出汁素材の混合タイプうま味調味料と出汁素材が混合されているバランスタイプの出汁パックです。煮出し時間は、3分前後です。塩や醤油が含まれている製品が多く、調味料を入れなくても味が決まります。出汁素材が入っているため、①よりも風味が良いですが、高価になります。料理にあまり時間をかけず、美味しいものを作りたい方に向いています。
③ 出汁素材タイプ出汁素材のみのタイプです。煮出し時間は5~8分程度と長いです。3種類の中でもっとも風味が豊かですが、塩や醤油が含まれていませんので、調味料を加えないと味が決まらない場合があります。多少時間を掛けてでも、料理にこだわりたい方に向いています。また、塩分量が少ないため、離乳食や減塩食に適しています。

出汁パックの原材料表示をご覧いただければ、簡単にタイプを判別できます。
タイプ①: かつおや昆布などの素材名の表示がない
タイプ②: かつおや昆布などの素材名以外にも、うま味調味料・塩・醤油・酵母エキスなどの表示がある
タイプ③: かつおや昆布などの素材名の表示しかない
③の煮出し時間が長い理由は、素材を煮出して出汁を抽出する必要があるからです。①の出汁パックは、成分を溶かして出汁にするため時間が掛かりません。②はその中間です。

だしパックの出汁の取り方

①・②・③のどれであっても、煮出し時間が異なるだけで、出汁の取り方に大きな違いはありません。ここでは③に分類される出汁専門店「おだし香紡」のだしパック「香紡だし」を例に取り、出汁のとり方をご説明します。香紡だしは、かつお・焼きあご・いわし3種・さば・真昆布・椎茸の8種類がブレンドされた出汁パックです。無添加で風味は豊かですが、椎茸や昆布が入っているため、③タイプの中でも煮出し時間が7~8分と長いです。

材料
だしパック香紡だし 1袋(10g)
800cc

※ お味噌汁 約4杯分の出汁がとれます
※ より濃厚な出汁を取りたい方は、水の量を減らしてください

手順

鍋にだしパック1袋と水800ccを入れます
だしパック全体が水に浸るように、菜箸で少し揺らしてください。
香紡だしには昆布や煮干、椎茸が素材のまま入っていますので、10分ほど浸け置くと、よりしっかりとした出汁がとれます。

強火で沸騰させます。
沸騰したらすぐに中弱火にして、沸騰を弱めましょう。

沸騰したら中弱火で7~8分ほど煮出します
煮出しすぎるとおだしの香りが揮発して、風味が落ちてしまいますので気をつけましょう。

出汁がきれいに色づいてきます。

だしパックを取り出します
菜箸などで絞って取り出してください。

出汁の完成です
使い切らない出汁は冷蔵庫で3~4日ほど保存できますので、まとめて出汁を取っておくと便利です。

ふりかける使い方

中身を取り出して使える出汁パックもあります。同じ出汁パックであっても、煮出すよりもコクのある出汁が取れますので、醤油や味噌ベースの濃い味付けの料理に向いています。また、出汁素材に含まれるアミノ酸・カルシウム・ビタミンD・DHA・EPAなどの栄養素を丸ごと摂取できるメリットもあります。
※ 出汁パックによっては、中身が食べられない商品もあります。必ず「中身を取り出して使えること」が明記されている出汁パックをご使用ください。

ハサミで出汁パックを切り取り、中身をそのままお鍋に入れて煮出してください。
煮出すとアクがでる場合があります。すっきりとした出汁が好みでしたらアクを取り除き、コクのある出汁が好みでしたらアクを溶かしてください。

また、(出汁を取らずに)中身をそのまま料理に加えて風味を豊かにする利用方法もあります。例えば、チャーハンなどの飯物の隠し味としてご利用いただくこともできます。

最後に

出汁パックの選び方・取り方・使い方についていかがでしたか?ご自身の料理スタイルによって使い分けるのが良いと思いますので、時短と価格を選ぶのなら①のうま味調味料タイプ時短と美味しさを選ぶのなら②の混合タイプこだわりや減塩を求めるならば③の出汁素材タイプを選ばれてはいかがでしょうか?

「まいにち、おだし。」では様々な種類のおだしの取り方をご紹介しています。一般的に出汁パックよりも出汁素材の方が香りが良いと言われていますので、お時間のある方は素材出汁にもチャレンジしていただければと思います。

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