おだしレシピ 2019.04.06 真昆布出汁の湯豆腐 (更新日: 2022/12/30) このレシピでは、真昆布出汁の湯豆腐のレシピを紹介します。 湯豆腐は、鍋に昆布と豆腐を入れて煮出し、つけダレと薬味で食べる鍋料理です。 作り方はとてもシンプルですが、繊細な味が特徴で、和食の一つとして昔から愛されてきました。 1907年に湯豆腐を食べていた東京帝国大学(現 東京大学)の池田菊苗教授が、その美味しさから第5の味覚「うま味」に気が付きました。それまで、うま味は4種類(塩味、甘味、苦味、酸味)だけだと考えられていましたので、湯豆腐は昆布のうま味を最大限に活かした料理なのかもしれません。 このレシピで使う真昆布からは、上品な甘みとコクがあり、澄んだ色をした出汁が取れますので、豆腐の白さや大豆の風味を活かしてくれます。 湯豆腐と聞くと寒い冬のレシピのように感じますが、真夏に冷房のきいた部屋で食べる湯豆腐もオツなものです。四季に関わらず、うま味の発見につながった日本の伝統の味をお楽しみください。 おすすめの出汁 真昆布 上品な甘みとコクがある、澄んだ出汁が取れます。素材の色を損なわないので、豆腐や素材そのものの風合いを活かしたい料理に向いています。 材料 真昆布約5g 豆腐1丁(絹豆腐、木綿豆腐など) 水500cc つけダレ適量(醤油、ポン酢など) 薬味適量(生姜、ネギなど) 作り方 1. 真昆布5gをサッと水洗いします。 2. 土鍋に水500ccと真昆布5gを入れ、20分ほど置きます。 3. 豆腐をお好みの大きさに切ります。 4. 豆腐を昆布の上にならべ、中火に掛けます。 5. ぷつぷつと気泡が立ってきたら弱火にし、さらに2~3分煮出します。 6. お好みの薬味やタレで召し上がってください。 ※ 火にかけたまま召し上がる時は、火は弱火のままで沸騰させないように気をつけてください。 ワンポイントアドバイス ✓ 昆布を敷くことで、豆腐に直接火があたり鍋底にくっついてしまうのを防いでいます。 ✓ 豆腐にすが立ってしまいますので、沸騰させないように気をつけましょう。 ✓ もちろん昆布も美味しく召し上がっていただけます。 参考記事 自家製のつけダレに挑戦してみたい方は、ぜひ次の記事を参考になさってください。 投稿が見つかりません。 かつお節薄削りと昆布のポン酢の作り方 投稿: 2018年8月14日 冷蔵庫に1本あると便利なポン酢。市販のものをお使いになる方も多いと思いますが、ポン酢はとっても簡単に作れます。手作りポン酢は、寝かせれば寝かせるほど醤油と果汁・出汁が馴染み、味に深みがでてきますし、冷蔵庫で約6ヶ月保存できます。多めに作り置きたい一品です。 コメントなし おすすめ記事 昆布出汁の取り方 投稿: 2018年6月9日 昆布には、煮出しで取る方法、水出しで取る方法、そして昆布粉をふりかけるおいだし方法があります。それぞれ特長が異なりますので、料理の目的や生活スタイルに合わせて使い分けてみましょう。 コメントなし 昆布の種類と選び方 投稿: 2022年7月8日 昆布の見た目はどれも同じですが、出汁用・食用・飲用など用途が異なっています。この記事では、昆布の種類を用途ごとにご紹介し、さらに昆布の良し悪しを見分けるコツをお伝えします。 おだしレシピ昆布, 真昆布