おだしレシピ 2018.09.01 まぐろの粉末だしで作るかぼちゃスープ(離乳食) (更新日: 2020/12/12) この記事では、モグモグ期(生後7~8ヶ月ごろ)の離乳食向けに粉末だしで作るかぼちゃスープを紹介します。かぼちゃは、煮上がりが早く柔らかくて食べやすいので、離乳食初期から利用できる食材です。かぼちゃには、うま味成分のグルタミン酸をはじめ、ビタミン群、βカロテン、食物繊維などが多く含まれています。食物繊維により整腸作用が働き、離乳食期に心配な便秘の解消にも役立ちます。オレンジ色が鮮やかで、食欲をそそるビタミンカラーも魅力の一つですね。粉末だし(かつお粉、まぐろ粉、いわし粉など)を使うことで、出汁を取る手間を掛けずに、旨味と栄養がたっぷりなスープが作れます。粉末だしには、かぼちゃと相性の良いうま味成分のイノシン酸、カルシウムやミネラルなどの栄養素が豊富です。カンタンだけれど手抜きではない、忙しいママのお助けレシピです。 材料 かぼちゃ1/8個 (約250g) 水材料がかぶるくらい 200~300cc まぐろ粉大さじ1 粉ミルク1袋(13g)またはスキムミルク大さじ1 作り方 かぼちゃを洗って、種を取ります スプーンでそぐようにすると取りやすいです。 かぼちゃは皮をむき2~3cm角に切ります かぼちゃの皮にも栄養があるのですが、固いので消化が悪く苦味もあります。離乳食では皮をむくことをオススメします。 鍋にかぼちゃを入れ、かぶるくらいの水を注ぎます 写真では250ccです。 まぐろ粉大さじ1を入れます 写真ではまぐろ粉を使っています。 かぼちゃ全体に振りかけるように入れ、中火に掛けます 沸騰したら弱火にし、かぼちゃが柔らかくなるまで煮ます かぼちゃの種類にもよりますが、10分ほど煮ると柔らかくなります。 竹串で刺してスッと通ったら、やわらかくなった目安です 火を止めて、かぼちゃをつぶします 多少かたちが残っても、舌でつぶせるくらい柔らかいので大丈夫です。 なめらかなスープにしたい時には、ミキサーにかけてください。 粉ミルク、またはスキムミルクを加えます ミルクを混ぜ合わせたら、弱火に掛け1分ほど煮ます こっくりとしたスープですので、とろみをゆるくしたい時には、お好みのとろみになるまで水を加えてから火に掛けてください。 出来上がりです すぐに食べる分量を取り分けたら、残りは冷凍保存して下さい。 このレシピではかぼちゃを使いましたが、さつまいもやじゃがいもでも同様のスープが作れます。月齢や嗜好に応じて、まぐろ粉やかつお粉の代わりに昆布粉や煮干し粉を使うとカンタンに風味の異なるスープが作れます。 おすすめ記事 昆布粉で作る、しらすと野菜粥 投稿: 2018年7月20日 離乳食のモグモグ期(生後7~8ヶ月ごろ)に適した、しらすと野菜のおかゆ(6倍粥)の作り方です。昆布粉を使っていますので、出汁を取る手間がなく、忙しいお母さんにもオススメのレシピです。赤ちゃんにも2種類の味を楽しんでいただけるよう、通常の粥とそれにミルクを加えたミルク粥の2種類のレシピを載せています。 コメントなし 出汁を活用!赤ちゃんの味覚を育てる離乳食! 投稿: 2018年6月30日 離乳食は赤ちゃんにとって母乳やミルク以外のはじめての食事です。母乳やミルクだけでは不十分な栄養素を摂取するだけでなく、赤ちゃんの舌を育てるうえでも、とても大切な役割を担います。この記事では、味覚と出汁の観点から離乳食のあり方をご説明します。 コメントなし おだしレシピいわし粉, かつお粉, まぐろ粉, 粉末出汁, 離乳食