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塩分が気になる方のための減塩田作り

この記事では、5分で作れる減塩田作りのレシピを紹介します。通常、お正月のおせち料理に並ぶ田作りは、甘辛い醤油ダレが使用されています。おいしいので、ついつい食べ過ぎてしまいますが、塩分量が気になりますよね。ここで紹介する田作りは醤油を使用せずに、お酢とメープルシロップで味付けをした減塩田作りです。醤油を使用していなくても甘味で美味しく仕上がりますよ。フライパンひとつ、5分程度で作れることも魅力的です。さらに、ナッツ類を加えますと、カルシウム、不飽和脂肪酸、食物繊維、葉酸などの栄養をまとめて摂取できますので、毎日のおやつにオススメしたい一品です。

材料
田作り40g
大さじ2~3
甘味シロップ大さじ1~2 (メープルシロップ・黒蜜・ハチミツなど)
ナッツ類アーモンド・クルミなどをお好みで
作り方       (酢と甘味シロップは、すぐに使えるように用意しておいてください)

フライパンに田作り40gを入れ、弱火で2~3分乾煎りします。
香ばしい香りが立ってきます。お好みでナッツ類を入れる時には、ここで田作りと一緒に煎ります。

煎ったところに酢大さじ2~3を回し入れます。
酢を入れることで魚臭が薄れます。

酢がジュッと煮切れます。

すぐに、メープルシロップまたはお好みの甘味大さじ3を回し入れます。

ざっくりと混ぜ合わせたら、出来上がりです。
しっとりと絡まりますが、冷めてきますとカリッとした食感になります。

最後に

田作りは、ちりめん、かえり鰯と同じように、カタクチイワシの成長過程で呼ばれる名前のひとつです。製造過程で、煮干しは煮ますが、田作りは煮ずにそのまま干す素干しです。素干しは煮干しと比べると内蔵の苦味が気になるのですが、煮ていないため、カルシウムやビタミンDなどの栄養が丸ごと残っていることが魅力的です。

田作りは、昔、大量に獲れたイワシを田の肥料にしたところ豊作だったことから、「田作り」と呼ばれるようになりました。その年の五穀豊穣を願い、お正月のおせち料理にも並べられています。「五万米(ごまめ)」とも言われていますので、美味しいお米がたくさんできたのですね。

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