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お雑煮(本枯節薄削り)

この記事では本枯節薄削り出汁で作るお雑煮の作り方を紹介します。

かつお節には荒節(あらぶし)や枯節(かれぶし)などの種類がありますが、その中でも本枯節(ほんかれぶし)は最高級品です。
本枯節は荒節にカビ付けと天日干しを繰り返して作ります。
数ヶ月かけてどんどん水分量を減らしていきますので、出来上がるころには石のように硬くカチカチになります。

その本枯節を薄く削ったのが薄削り(うすけずり)です。
本枯節の薄削りは香り高くとても澄んだ上品な出汁が取れます。
出汁だけで十分に美味しいので、風味づけ程度の調味料を加えただけでお雑煮ができあがります。うま味はしっかりとしていますが、主張が少ないため、具材の風味や色味を活かしてくれますよ。

材料(2人分)
本枯節薄削りの出汁600cc
日本酒小さじ1
薄口しょうゆ小さじ1/2
小さじ1/2
4個
かまぼこお好みの量
麩・生麩などお好みの量
三つ葉2~3本
おすすめの本枯節薄削り

本枯節薄削り
農林水産大臣賞を受賞したイリヤマサの本枯節を使用しています。熟練の職人が丹精込めて6ヶ月間かけて作っていますので、文字通りの最高級の本枯節です

作り方

1. 本枯節薄削りの出汁600ccを用意します。おだしの取り方はこちらを参考になさってください。

2. かまぼこ・お麩・三つ葉などの具材を食べやすい大きさに準備します。

3. お餅4個をフライパンで焼いて柔らかくします。

4. 鍋に出汁600ccを注ぎ入れ、中火に掛けます。

5. 鍋底からプツプツ煮立ってきたら、日本酒・薄口醤油・塩を加えます。

6. 火を弱めて、麩を入れ、1~2分煮ます。

7. お椀に焼いたお餅とかまぼこを入れ、手順6の汁を静かに注ぎ入れます。

8. 三つ葉を乗せたら出来上がりです。三つ葉はお好みで湯通ししてください。

ワンポイントアドバイス

✓手順3: 吸い物仕立てのお雑煮ですので、お餅は少し焼き目が付く程度に焼いて、焦げ目をつけないように気をつけて下さい。
✓手順 7: 煮込んだお餅が好きな方は、鍋にお餅を入れ弱火で2分ほど煮るととろっとしてきます。

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本枯節薄削りの出汁の取り方

この記事では本枯節の薄削りの出汁の取り方をご紹介します。本枯節はかつお節の中でも最高級品です。出汁用に削った本枯節の薄削りは通常0.1mm以下の薄さに削られていますので、短時間で出汁が取れます。とても澄んだ上品な出汁が取れますので、お吸い物や椀物などの塩ベースの味付けの料理に選ばれることが多いです。
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