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7月7日は「乾しいたけ」の日!!

小暑である7月7日は「七夕」、「そうめんの日」、「高菜の日」、「ポニテールの日」…など多くの記念日がある日です。「乾しいたけの日」もそのひとつです。

どうして7月7日が乾しいたけの日?

2013年に日本産・原木乾しいたけをすすめる会によって制定されました。
7月7日が「乾しいたけの日」に選ばれた理由は次の通りです。

1) 6~7月が乾しいたけの旬であること。
2) 7月7日が「そうめんの日」でもあり、そうめんの出汁や具材として乾しいたけがよく使われること。
3) 「七夕」は星に願いごとをする風習もあり、「星」と「乾し」を関連させ「乾しいたけ」の需要・消費が続き拡大するように祈ってのこと。

日本産・原木乾しいたけをすすめる会とは
1995年6月に日本産乾しいたけの関係団体により発足しました。
1998年3月には生産者、市場、流通、種菌メーカーなど関係者・関係団体を網羅した組織になり、日本乾しいたけの消費普及活動を展開しています。

乾しいたけは年中食べることができます。そのため、「乾しいたけに旬があるの?」と疑問に思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
原木椎茸は主に春(2月下旬~4月)と秋(10月下旬~12月中旬)に収穫され、春が約8割を占めます。収穫後、乾燥・選別された原木椎茸が店頭に並ぶのはその3~4ヶ月後です。
つまり、原木椎茸のほとんどは春に収穫され、それらが店頭に並ぶのが6月~7月になるからです。

原木しいたけとは

クヌギやコナラなどの広葉樹を伐採した原木に椎茸の種菌を打ち付けて栽培された椎茸を原木しいたけと言います。
栽培方法は大きく分けて、森林内で自然に近い環境で栽培する露地栽培とビニールハウス内で栽培する施設栽培があります。
種菌を打ち込んでから1年半~2年後に収穫が始まり、3~6年間は継続的に収穫できます。
収穫後の原木は菌によって分解され朽ち落ちて自然に還りますので、原木栽培は環境に優しい栽培方法です。

最後に

7月7日の「乾しいたけの日」は「七夕」や「そうめんの日」にも関連付けて制定されていたことがわかりましたね。
手間暇かけて育てられる原木乾しいたけにも関心を持っていただけたでしょうか。
生しいたけと乾しいたけはそれぞれレシピによって使い分けされていますが、生しいたけを10分でも日光に当ててから調理すると摂取できる栄養分もうま味も増加します。
ぜひ干すことで得られるパワーをお試し下さい。

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