レシピ「棹前昆布(さおまえこぶ)の食べ方」をアップしました!
レシピ「棹前昆布(さおまえこぶ)の食べ方」をアップしました!
この記事では、棹前昆布(さおまえこぶ)の食べ方を紹介します。昆布には出汁用の羅臼昆布や飲用のガゴメ昆布など様々な種類がありますが、その中でも昆布巻きや結び昆布などの食用に適した昆布が棹前昆布です。なぜ棹前昆布が食用に適しているのかと言うと、(1)煮上がりが早い、(2)煮ても煮崩れしにくい、などの特徴が挙げられます。このような特徴があるのは、棹前昆布が若い昆布で、繊維質が少ないためです。北海道では本格的な昆布漁を「棹入れ」と言い、長い竹棹を海中に入れて、昆布をすくい上げて収穫します。その本格的な昆布漁は7~9月に最盛期を迎えますが、「棹入れ」前の6月に、間引く目的で採取された昆布を「棹前昆布」と呼びます。とても希少な昆布で、北海道では「新昆布」や「青昆布」などとも呼ばれています。棹前昆布は、1分ほど水に浸すだけで柔らかくなりますので、カンタンに昆布巻きや結び昆布を作ることができます。また、お好みの大きさに切って野菜や肉類の煮物などにもご利用いただけます。